「今日SPIを受けたけどボロボロだった・・・これって落ちた?」
「SPI全くできなかったけど、ワンチャン選考通ることってある?」
SPI試験は問題数が多いし、時間制限もあるし、絶妙にパッとわかる問題もないし、苦手だという人は多いですよね…。
企業側からするとSPIの結果は採用するにあたって、どれくらい重要視されているのか事前に知っておきたいですよね。
そこで本記事では、SPIがボロボロでも内定をもらうことができた人の特徴や、SPIが苦手でも内定を獲得できる必勝方法について解説していきます!
また、最初にお伝えしておくと、以下のサービスを使えば、SPIなしでも、最短1〜2週間で内定が目指すことができます。
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SPIがボロボロでも内定をもらえることはあるのか
結論からいうとSPIがボロボロだと落とされることがほとんどです!
その根拠として「採用時に評価される項目」を表しているグラフを見てみましょう。
その根拠としてこちらのグラフを見てみましょう。
引用:「就職活動・採用活動に関する 振り返り調査」
この表は、青い棒グラフが「企業側が採用に重視している項目」、ピンクの棒グラフが「学生が企業にアピールする項目」を表しています。
これを見ると、企業はSPIなどを含めた「性格適性検査の結果」「能力適性検査の結果」のどちらの結果も重視しているが、就活生側の方はにあまり力を入れていないという結果になり、両者の間では解離があることがよくわかります。
そのため特にSPIを実施している企業を志望している人は、内定獲得のためにしっかりと対策することは必須です。
SPIがボロボロで内定をもらった人の3つの特徴
ここまで見てみて、SPIは意外にも重視されていることが分かったと思います。
しかし、SPIがボロボロと思っていても内定を見事に獲得した就活生もいるのです。
では、どういう人がSPIがボロボロでも内定をもらえたか3つの特徴で見ていきますね。
- 性格検査の評価が高かった
- 志望企業のインターンに参加していた
- 自分が受かりやすい業界、業種を把握して受けていた
早速、1つずつ紹介していきます。
1.性格検査の評価が高かった
先ほども言ったように、企業が採用時に重視している点で性格検査の結果が上位に挙げられています。
なぜ性格検査の評価のほうを重視しているのでしょうか。
それは、3年以内の離職率が非常に高くなってきているため、能力よりも会社に合う人材を採用したいため性格検査を重視しているのです。
▼3年以内の離職率
時期 | 短大等卒 | 大卒 |
平成27年 | 41.5% | 31.8% |
平成28年 | 42.0% | 32.0% |
平成29年 | 43.0% | 32.8% |
引用:「新規学卒就職者の離職状況」
このように、平成27年にさかのぼってそこから3年間みてみると、年々3年以内に離職する割合が増えていることがわかるでしょう。
そのため、能力検査の結果が悪くても企業とマッチ度が高いと性格検査で評価されれば、内定をもらえることがあります。
2.志望企業のインターンに参加していた
志望企業のインターンに参加していると、中にはSPIがボロボロでも内定が出るケースがあるのです。
その根拠として、以下の内定者のインターンシップ参加状況を表しているグラフを見てみましょう。
引用:「内定者のインターンシップ状況」
このグラフからわかるように、インターンシップの参加が内定に関わってくることが言えるでしょう。
インターンに参加していない就活生だとどういう働きぶりかを見れないので、入社後に見当違いということも出てくることがあるでしょう。
その一方で、インターンに参加した就活生だと働きぶりや業務に対しての取り組みを企業側が、直接みることができます。
そのため、この子はこういった働きぶりをしてくれるのを把握できた状態で内定を出せるので、入社後に期待を逸れることはまずありません。
もしSPIがボロボロでもインターンに参加していて働きぶりが認められれば、内定をもらえる可能性があるのです。
なるべく早く自分の志望企業を決め、インターンを募集しているかどうか企業のHPや就活サイトで確認しておきましょう。
3.自分が受かりやすい業界、業種を把握して受けていた
自分が受かりやすい業界、業種を把握して受けていると内定をもらいやすくなります。
なぜなら、自分自身の持っている武器を理解し、受ける企業の選定に力を入れることが内定の近道になるからです。
企業は、能力があるから内定を決めているのではなく、企業と合う人材であるかどうかで決めています。
企業が、この就活生は優秀だし企業に大きな貢献をしてくれると思って内定を出したはいいものの、企業と合わずすぐ辞めてしまったらどうでしょう。
せっかく時間をかけて採用活動をしていたのに意味がなくなってしまうので、企業は企業と合う人材を探しているのです。
自分自身何ができるか考える際に「特別なことができないとだめなんじゃないかな」とか思う必要はありません。
過去・現在を振り返ってみて、自分が持つ武器をを活かせる企業を探しましょう。
SPIを受けずに内定をもらう抜け道
ここまで、SPI試験の対処方法について解説してきましたが、中には、「SPI試験が苦手なので、できたら避けたい。」という人もいるのではないでしょうか?
実は、SPI試験を避ける裏技的な方法が3つありますのでご紹介します!
1.インターンを通して入社試験を受ける
インターンをしている学生は、インターン先の企業の入社試験を受ける場合、企業によってはSPIの試験を免除されることがあります。
前述した内定者のインターン参加状況でも解説したとおり、70%以上の企業がインターン生を採用していると解説しましたが、
インターン生の中に良い人がいれば、企業としては「採用したい!」と考えているので、一部の学生には特別措置で、SPI試験を免除している企業もあります。
ただし、就活解禁日の3年生の3月の時点で、SPI免除を狙ってインターンを開始するのは、正直遅すぎるのであまり再現性はありません。(一部はありますが数が少ないので…。)
もし、今まさに就活をしているという人は、この後解説する2つの方法を参考にして欲しいです!
大学1、2年生であれば十分今から志望企業のインターンを始めれば、他の就活生に比べて有利にスタートできるようになりますので、非常におすすめな方法です!
2.エージェントを利用する
今就活真っ最中で、SPI試験を避けたいということであれば、
エージェントを利用するのがおすすめです。
エージェントとは、担当のキャリアアドバイザーがついてくれて、企業を紹介してくれるサービスのことです。
全ての企業がSPI免除というわけではありませんが、エージェント経由だと面接が不要になることが多いです。
僕はSPI試験でかなり落とされることが多かったので、試験がないのはすごく助かりました…
実際に僕が就活生の時に利用したエージェントはMeetsCompany(ミーツカンパニー)です!
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3.逆求人サイトを利用する
今就活中の方にエージェントと並んでおすすめなのは、逆求人サイトです!
逆求人サイトとは、企業に価値観やアピールポイントを登録して、企業の方からスカウトが来るというサービスのことです。
逆求人サイトからのスカウト経由で入社試験を受ける場合も、
SPI試験を免除されることが多いのでおすすめです!
僕がおすすめな逆求人サイトは、キャリアチケットスカウトです。
アプリが他の逆スカウトサービスと比べてとても使いやすく、初期設定もすぐに完了します。
自己分析できるサービスもついているので、自分がどんな企業に就職したいのかというのも整理することができます
就活中は方向性を見失いがちになるので、地味にあると助かるサービスです…。
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SPIの筆記テストでボロボロにならないようにする3つの対策
SPIを避ける抜け道を紹介しましたが、中には「絶対に就職したい企業にSPI試験がある!」という
SPI試験を避けることができない人も多いのではないでしょうか?
そのような人は、キチンとSPI試験の対策をする必要があります!
正直、SPIの対策って何すればいいのかわからない人も多いでしょう。
そこで、SPIの筆記テストでボロボロにならなうようにする3つの対策を紹介していきます。
- SPI3の形式を知る
- 一通り問題を解いてみる
- 苦手な分野を集中して解く
それでは、1つずつ見てきましょう。
1.SPI3の形式を知る
ここでは、SPI3の問題の形式を1つずつ見てみましょう。
【テストの種類別】問題数・制限時間
【テストの種類別】で問題数や制限時間をまとめました。
テスト形式 | 非言語 | 言語 |
Webテスト | 20問(20分) | 41問(12分) |
ペーパーテスト | 30問(40分) | 40問(30分) |
テストセンター | 能力検査35分 |
言語の問題
言語の問題は、いわゆる国語の問題です。
出題分野 | 出題内容 |
語句の意味 | 言葉の意味を複数の選択肢から選ぶ |
熟語の成り立ち | 1つの熟語に対して成り立ちが一緒なものを選択肢から選ぶ |
二語の関係 | 出題された二語の関係が一緒なものを選択肢から選ぶ |
空欄補充 | 短文の中に空欄があるので、適切な用語を選択肢から選ぶ |
文の並び替え | 短文の文が複数あって、それを文が繋がるように並び替える |
長文読解 | 長文があって空欄に当てはまる言葉を選んだり、文を挿入したり、内容と合致するものを選択肢から選ぶ |
語句の意味などを知らないと答えれない問題があるので、問題集などで出てきた語句は必ず覚えておきまよう。
上記でも問題数と制限時間を挙げましたが、もう一度みておきましょう。
テスト形式 | 言語 |
Webテスト | 41問(12分) |
ペーパーテスト | 40問(30分) |
Webテストとペーパーテストの平均として、40問ぐらいは出題されます。
言語分野よりもよりスピーディーに解くことを求められるほど、問題数に対しての時間がとても短いです。
非言語の問題
非言語の問題は、いわゆる数学の問題です。
出題分野 | 出題内容 |
推論 | 情報文を頼りに推論して答えを導く |
場合の数・確率 | じゃんけんで勝つ確率や並び方が何通りあるかなどが出る |
図・表の読み取り | 図・表の情報を頼りに問題を解いていく |
代金の計算 | 複数人いて、それぞれいくら代金を支払うかを求める |
割合の計算 | 割合を使って何人いるか求める |
分割払いの計算 | 購入したときは5分の1払って、残りを6回に分けて払うとき1回あたりの値段はどうなるか |
集合 | 情報を元に当てはまる人は何人いるか求める |
複雑な計算や読み取りして答える問題があるので、たくさんの問題数に触れて解き方をしっかり理解しましょう。
上記でも問題数と制限時間を挙げましたが、もう一度みておきましょう。
テスト形式 | 非言語 |
Webテスト | 20問(20分) |
ペーパーテスト | 30問(40分) |
Webテストとペーパーテストの平均として、25問ぐらいは出題されます。
問題数の割に制限時間が短いので、1問にかける時間はそんなに多くかけれないので時間配分を意識してみてください。
2.一通り問題を解いてみる
まずは、SPI対策ができる本を1冊買って一通り解いてみましょう。
なぜなら、上記で見たようにたくさんの分野から出題されるので、問題の特徴を把握するためです。
問題形式が知らない状態で解くより、一度見た問題形式の方が圧倒的に問題に対してのもやもや感がなく解くことができます。
SPIの解き方としては、以下を参考にしてください。
- 最初は、時間を気にせず解いてみて、わからない問題が出たらその都度答えを確認する
- 一通り問題が解けたら時間を計りながら解く(言語分野はおよそ40秒、非言語分野は80秒)
人間はすぐに忘れてしまう生き物なので、繰り返し解くと頭に定着するので、何回も解くといいですよ。
SPIの対策本がたくさん出ていて、どれを買ってやればいいかわからない方はとりあえず以下を買うといいですよ。
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SPI対策の本にあまりお金をかけたくない方は、メルカリなどで売っているので安く手に入れてみるのもいいかもしれません。
3.苦手な分野を集中して解く
苦手な分野を集中して解いてみましょう。
苦手分野を見つけるには、1回解いただけで得意や苦手を判断することは難しいです。
そのため、問題集の問題を次々に見て数秒で解けるイメージが湧くものは○、
解けないものは×という感じで多くの問題に触れて判断してみましょう。
そうやって時間をかけずに得意、不得意を判断して苦手な分野を集中して解いてみましょう。
1回だけではなく何回も解いて苦手を克服しましょう。
以下のサイトは無料でSPIの対策ができるので、隙間時間などを利用して対策してみてください。
SPI対策をする
→「SPI無料学習サイト」
企業がSPIという筆記試験を導入している3つの理由
企業がお金をかけてまで選考過程でSPIを導入しているのか考えたことはありますか。
そこで、最後に企業がSPIという筆記試験を導入している3つの理由について紹介していきます。
- 面接だけで合否を判断するのが難しい
- 内定後の人材育成にも活用するため
- 全ての応募者を面接できないため
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.面接だけで合否を判断するのが難しい
採用時に重視している基準の上位に挙げられている人柄を測るには面接が欠かせないものですが、面接だけで合否を判断するのが難しいのです。
こちらの「採用時に重視している項目」を表しているグラフを見てみましょう。
引用:「就職活動・採用活動に関する 振り返り調査」
なぜなら、面接で評価をするにはどうしても時間が短すぎて、合否の判断材料として少なすぎてしまうからです。
SPIなしで面接だけだと、「この就活生は何か物足りないな」と主観だけで判断し評価してしまうことがあります。
採用面接官の主観だけではなく、SPIの結果を元に客観的に評価することができるので、より納得できる採用をできるのです。
2.内定後の人材育成にも活用するため
SPIは採用時だけに必要なものと思われがちですが、入社後にどの部署に配属するかを決める際などにも活用しています。
なぜなら、同じ企業だとしても各部署によって仕事内容や雰囲気などが変わっていくので、人それぞれ合う合わないがあるからです。
例えば、SPIの結果では仕事の適正を見れるので、”コツコツ継続的に取り組む“という結果だと、ここの部署がいいのではと部署決めの判断材料になります。
新卒生は、慣れてない環境で働くのは、緊張やストレスを感じてしまうことが多くなってしまうでしょう。
入社後に、慣れない環境にすぐに打ち込め業務をこなせるようにするには、部署の適正度がとても重要になっていくのです。
そのため、内定者の特徴だったりをSPIの結果をもとに、どの部署や職務だといいかをみて配属を決めるのに、SPIを活用しています。
3.全ての応募者を面接できないため
世の中の企業は例外なく、全ての応募者を面接することはできません。
なぜなら、各企業に多くの就活生がエントリーをするので、全員を面接する時間がないからです。
例えば、こちらの高倍率上位3つの企業の応募者数がどれぐらいいるか見てみましょう。
社名 | 応募者数 |
(株)明治 | 約11,000 |
蝶理(株) | 5,519 |
森永乳業(株) | 約9,600 |
引用:「就職四季報プラスワン」
この表からもわかるように上位3つの企業は応募者数がどれも5,000人を超えています。
他の業務がある中で採用は行われているので、こんなにも多くの応募者1人1人に対して時間をかけて面接することができません。
そのため、あらかじめSPIの結果で足切りをして応募者をある程度絞っているのです。
まとめ:SPIがボロボロだと内定が必ずしももらえるわけではない
SPIがボロボロだと内定が必ずしももらえるわけではないので、SPIの対策をして筆記試験を通過しなければなりません。
しかし、以下の3つの対策をしておけば、SPIがボロボロになることはまずありません。
- SPI3の形式を知る
- 一通り問題を解いてみる
- 苦手な分野を集中して解く
まずは、SPI対策の本を買って筆記試験を乗り越えましょう。
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